1Dayセラミック治療(CEREC)
以前はセラミックにしようとした場合、型取り→技工士さんへ委託→完成の流れでした。
ゴムのような印象材で型取りする必要があったため、嘔吐反射がある患者さんにとってはとてもつらい工程を踏まなければなりませんでした。
また精度の高いシリコーン系印象材を用いる場合はその印象材が固まるまで7分位保持する必要がありました。
それが現在においては口腔内スキャナーで読み取り→ミリングマシーン(切削機)で削り出し、という過程に置き換わろうとしています。
1 Day セラミック
当院では「CEREC(セレック)」と呼ばれるコンピューター制御でセラミックやジルコニアの被せ物を製作するシステムをしているため、わずか「1日」で治療が完了する方法をご提案しております。
デジタルの進化は凄まじいものがあり、OSやCPUの進化とともに精度が高まってきました。
今のCERECはおそらく第4世代くらいかと思うのですが、20代の頃の出始めはあまり精度は良くなかったのですが、当院にあるこの第4世代の精度は目を見張るものがあり、自信をもってオススメいたします。
1Day セラミックの流れを説明します
→口腔内スキャンによる口腔内の撮影
→技工物のデザイン
→ミリングマシーンによる削り出し
→ファーネスによる焼成
→技工物の装着
といった流れで、口腔内スキャンから1~2時間で技工物を装着することができます。
また、このCERECにより自院でセラミックやジルコニアのブロックをミリングマシーンで削り出し、ファーネスで焼成することができるため、比較的安価で提供できます。
インレータイプで3万円。
クラウンタイプで5万円です。
口腔内スキャン後、待合室で1~2時間ほどお持ちいただくことが可能であれば、この1Dayセラミックの治療を選ばれてはいかがでしょうか?
※アポイントの調整が必要なため、ご希望される場合は事前にその旨お伝えください。